ドジャースの大谷翔平投手(30)と妻の真美子さんの間に第一子となる女の子が誕生しました。大谷投手は日本時間の20日、自身のインスタグラムに写真を添えて真美子さんへの感謝を綴っています。
大谷選手は日本時間19日、真美子夫人の出産に立ち会うため、産休制度「父親リスト」に入り、チームを一時的に離脱するとの報道がありました。
待望の”リトルルーキー”の誕生

大谷選手は自身のインスタグラムで赤ちゃんの足に夫婦で手を添える写真を投稿。英語で「大谷家へようこそ!」と書き出し、「元気で美しい娘を産んでくれた愛する妻に心から感謝しています」と真美子さんを労っています。
昨年12月28日には真美子夫人が第1子を妊娠したことを公表しており、「”リトルルーキー”がもうすぐ家族の一員になるのが待ち切れない!」という喜びの声とともに、エコー写真やベビーグッズ、そのそばで寝そべる愛犬のデコピンの写真が添えられていました。
「父親リスト」とは?
大谷選手はこの第一子の出産に立ち会うため、 日本時間19日に「父親リスト(paternity list・パタニティーリスト)」入りしたことが発表されていました。
父親リストとは、最長3日間とることができる産休制度です。24時間以上、72時間以下のチーム離脱が認められます。この間はサービスタイム(メジャー登録日数)に加算されます。2011年から導入されましたが、当初は米国でも選手が産休を取ることには難色を示す傾向があったようです。2014年にメッツのダニエル・マーフィーが父親リストを利用して産休を取った際には大きな話題となりました。
現在では選手の産休が当たり前となり、日本人選手では、田中将大(ヤンキース)、川崎宗則(ブルージェイズ)、前田健太(ドジャース)、青木宣親(ブルワーズ)、ダルビッシュ(パドレス)、鈴木誠也(カブス)が取得しています(所属は当時のものです)。
父親となった大谷選手
大谷選手は昨年2月のシーズン開幕前に自身のインスタグラムで真美子さんとの結婚を報告していました。
父親となった大谷選手は、インスタグラムで真美子さんへの感謝を綴っており、大谷選手の優しさと愛する家族への愛情が伝わってきます。
また、ドジャース球団、チームメイト、そしてファンの皆さんの絶え間ないサポートと温かい励ましの言葉にも感謝したいと思います」「この素晴らしい日まで、医療従事者の皆様、そして私たちを支えてくださった全ての皆様に心より感謝申し上げます。そして、この素晴らしい日まで、医療従事者の皆様、そして私たちを支えてくださった全ての皆様に心より感謝申し上げます」とも記されており、大谷選手の温かい人柄が伺えます。
大谷選手の功績と今後の期待
大谷選手は昨シーズン、4月21日に松井秀喜さんを上回る日本選手最多となる大リーグ通算176号本塁打を放つと、9月17日には通算219号とし、秋信守(韓国)を上回ってアジア出身選手最多に。同月19日には大リーグ史上初のシーズン「50本塁打、50盗塁」を達成、10月30日にメジャー7年目で初めてワールドシリーズ制覇を果たしました。
11月21日にはナ・リーグMVPを受賞。2年連続3度目で、DH専任(指名打者)としては初、両リーグで受賞は史上2人目となるなど数々の輝かしい功績を残しています。
父親となり、家族と野球への深い愛情と熱い情熱を改めて見せてくれた大谷選手、今後の更なる活躍が期待されます。
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